緊張の仕組み
何故、人間は緊張するのでしょうか。
あがり症の大きな原因は緊張です。
心身が緊張するとあがり症の症状が出ます。
しかし、人間と限らず動物は多少なりとも常に緊張感を持って行動しています。
つまり、緊張と言う現象は通常の生活環境の中での自然現象と言えます。
人前で何かの発表をする場合、明らかに緊張するあまり支離滅裂な話し方、
どもってしまうなど、あがり症の症状が出ている人を見受けます。
ところが一方では全くそのようなことが無く、
堂々とスピーチを楽しんでいるように見える人も少なくありません。
では、どうしてこうも緊張の度合いに開きがあるのでしょうか。
まず、人一人ひとりの心の中の思考の差が、表面化することが考えられます。
失敗しないようにしよう、緊張してはいけない、と言う思考が強く作用すると、
余計に緊張してしまいます。
つまり、あがり症タイプの人の思考傾向です。
ところが、失敗しても何と言うことはない、緊張するのは当たり前なのだ、
と言う思考が作用すれば(ある意味では俗に言う開き直り)、
その思考はむしろリラックスに作用するのです。
つまり、別の言い方をすれば、物事を楽観的に考え、受け止める思考です。
このように、緊張の仕組みは心の持ちの持ちようにありますから、
出来れば人前でのスピーチなどでは、緊張感を持ちながらも、
失敗を恐れないという気持ちを持つことが出来れば、
あがり症はかなり緩和されるのではないでしょうか。

